マスク着用が子どもに与える影響は

新しい生活様式が提言されてから、マスクをしない日はないという方も多いと思います。家ではマスクはしていなくても、外出時にはマスクをつけたまま子どもと接したりしているのではないでしょうか。

新しい生活様式は、おとな同士のコミュニケーションが前提となっています。おとなと違い、子どもは表情がみえない状況ではコミュニケーションをとるための手がかりを失うことになります。

また、小中学校でもマスク着用が日常的にされるようになって1年が過ぎました。

マスクの長時間着用で口呼吸になることによる歯並びへの影響,表情筋の衰えなど健康被害もでてきているようです。

いまの子どもたちは、日常的にマスク着用となった最初の世代です。これからどんな影響が出てくるのかとても心配しています。

感染拡大防止は大切ですが、子どもの心と身体への影響を考え、変えてはいけないものは何か、子どもにとっての新しい生活様式がどのようなものなのか、考える時期にきているのではないでしょうか。